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今日の晩御飯はサンマ定食

読んだもの見たものやったものを自分なりに整理、紹介。備忘録。

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ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア6巻読了。ダンジョンの外での戦いを描いた物語。


ダンまちの外伝であるソード・オラトリアの新刊を読みました。
本当は発売直後に読み終わっていたのですが、色々忙しくて感想書くのが遅くなりました。


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感想

今回の話はティオナ・ティオネ姉妹がメインでした。
ロキファミリアの主力メンバーですね。

6巻の部隊はダンジョンでもバベルでもオラリオでもなく、港町メレン。
ダンジョンへの他の出入り口を探すため、オラリオの外を調査するのが目的です。
ダンジョンへの出入り口といえば、本編10巻で明かされたダイダロス通りがそれだったわけですが、時間軸的にはまだわかっていない状態、ということですね。

そんなわけで下心まる出しの主神に振り回されつつ、ロキファミリアの女性陣のみがメレンに向かうことになったわけです。

話の展開は2軸。
1つ目はメレンに出現した食人花モンスターの謎。
2つ目は外から来たアマゾネスたちのファミリアであるカーリー・ファミリアとのいざこざ。

1つ目の方はソード・オラトリアのメインストーリーですね。
今回の話ではメレンで起きていた3勢力の談合の実態が暴かれるとともに、オラリオ内に食人花を手配する者がいる、ということが分かった止まりですが。

どちらかと言うと2つ目の方が話としては大きかったです。
ティオネとティオナは以前カーリー・ファミリアに所属していた、というか物心ついた時にはカーリーの恩恵を授かっていたというレベルでカーリーとは関係があったことが明かされます。
ただ、カーリー・ファミリアの国で行われていた『最強の戦士』を生み出すための儀はかなり壮絶で、戦士同士を殺しあわせていたんですよね。
これがダンジョン探索を行わない外のファミリアなのに上級冒険者を抱えている理由になっていて、ダンジョンで強いモンスターを倒すことに相当するような修練となるようです。
そんな場所から逃げ出したティオネとティオナが、その因縁を断ち切るために戦う、というのがこの6巻のメインストーリーでした。

外伝のメインストーリーも進めつつ、今まであまり明かされていなかったティオネ・ティオナ姉妹の過去を掘り下げ、さらに本編の方にも絡むように展開していく流れはうまいですよね。

あと個人的にうまいなぁというか、綺麗にハマったなぁと思っているのは出だしからオチへの繋がりです。
『女の子を愛でたい女神であるロキが女性陣だけを連れて行く』のはわかりやすい構図。
そして『アマゾネスが自分より強い雄に惚れる』のは以前から明かされていた情報。
中盤ではその辺に触れられなかったこともあって忘れていたら、最後にロキファミリアの男性陣が救援に駆けつけてきて、カーリー・ファミリアのアマゾネスたちを倒していくという……。
そんなことしたらカーリー・ファミリアのアマゾネス達がどうなってしまうか……というのがオチになっていて、綺麗にまとまったように感じましたね。


さいごに

ティオネ・ティオナ姉妹は過去と決着を付けることが出来ましたし、次は誰にフォーカスをしていくのか気になります。
今回レベルアップ出来るのに見送ったレフィーヤがどうやって成長するかも楽しみですし、フィン・ガレス・リヴェリアについても結構しっかり描写して欲しいですし……ロキファミリアの面々って魅力的なキャラが多いので楽しみなんですよね。
ベートの人狼として発揮される力についても今回見れましたが、なんでダンジョンに、みたいなの語られて無いですしね。

そういえばやっとティオネとティオナがどっちがどっちか覚えることが出来ました。
今までは五十音順でティオナが姉でティオネが妹だと思い込んでましたが逆なんですね。
この巻の効能として書いておいても良いのではないかと。

あ、あとソード・オラトリアもアニメ化するみたいですね。
本編のほうのOVAも作られるそうなので来年あたりには次のクールもあるのかもしれません。
本編11巻は10月、ソード・オラトリア7巻は12月発売予定なので、そのへんに何か続報来るかもしれませんね。


過去の巻の感想はこちら

ソード・オラトリア感想
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア読了。4巻分の感想をまとめました
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア5巻読了。物語の間章としての1冊。


本編感想
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか読了。7巻分の感想をまとめました
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 8巻読了。気がついたら泣いている恋愛日常編。
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか9巻読了。新章開幕のその前編。
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか10巻読了。選択とその代償


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