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今日の晩御飯はサンマ定食

読んだもの見たものやったものを自分なりに整理、紹介。備忘録。

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その他の記事はこちら

ノゲノラ新刊が近いので1~3巻を読みなおしました。


ノゲノラの新刊である9巻の発売が近いので、とりあえず1~3巻を読みなおしました。
ノゲノラって1~3、4・5、6~8というように繋がっているので、一旦はここまでということで。


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ここまでのまとめ


まずは1巻から。
とりあえずこの巻は空と白の実力を見せつけてくれる巻、という感じですかね。
まずは王様になるところからこの話は始まるので。

最初の敵となるのはクラミー。
クラミー自身は人類種ですが、エルフの奴隷なので魔法による支援を受けた状態での戦いになりました。
まぁそれでも空と白が勝つんですけどね。

魔法を使ったチェスというとハリーポッターが思い浮かんだりもしましたが、それとは全く異なる、というよりも『チェス盤とチェスの駒を使ったストラテジーゲーム』として解釈を上書きしていましたね。
この辺の別ゲームとしての解釈が面白いところ。

個人的にイマイチだなぁと思うのはケータイの使い方。
正直活かしきれてないと思うんですよね。
もうちょっと目を引く使い方をしていたら違うのかもしれませんが、上手く使えなかったからこそその後あまり出てこないわけで。
異世界アイテム系があまり活かされていないのはもったいないなぁとか思ったりもします。



続いて2巻。
ステフとのゲームを通じて、どのようにして勝つのか、どのようにして立ちまわるのか、勝利のために必要な要素は何で、どう使えば良いのか、というのが出てくるのが印象的でした。
そのために絶対に必要となるのが『情報』だ、ということですね。

その情報を得るために戦いを挑んだ相手がフリューゲルであるジブリールでした。
フリューゲルとのゲームは『しりとり』と決まっているのですが、それがまた特殊で、言った単語がこの場にあれば消え、なければ出現する、というもの。
この戦いでは勝利条件をいかに満たすか、ということが試されましたね。
満たすための何重もの準備をすることの重要性というか必然性というか、人類種は最弱であるがゆえにそこまでせざるを得ないし、そこまですることが出来る、というのを感じました。



そして3巻。
この巻では3つのゲームが行われました。

1つ目はクラミーとのオセロ。
自分の存在をコマにして戦う、という壮絶なゲームでした。
その勝利方法というか、ラスト3手くらいの白の詰めはなんで完璧に置けるのかと、ちょっともやもやしますが、ノゲノラを読んでいれば空と白であれば相手がどこに居るかとか、どのように攻めるかとか、推測は出来るのかなとか思えてきたりもします。
ただ、2巻最後のセリフの中に、どうやってオセロを詰めていくかのヒントがあったら違ったのかなとかも思えます。

2つ目はワービーストであるいづなとのシューター。
電子ゲームではあるのですが、完全に意識を没入させ、その中で自分が動いて戦う、というものになっています。
個人的にはこのゲームはあまり好きではないんですよね。
ヒキニートがアクションで勝つとか……みたいな。
最終的に頭脳戦で勝ったことになってはいますが、主に白の体力あり過ぎではないか、と。

3つ目は巫女さんとのコイントス。
このゲームがこの巻で一番好きなんですよね。
あからさまなイカサマなんですが、そこではなくて、『そもそもゲームを始める前に決まっている』という状況づくりが好きといいますか。
巫女さんからしたらそのイカサマ指摘できないよね?みたいな心理戦にもなっていて。
単純明快なんですが、その分キャラの感情が乗っていて好きなんですよ。


今のところ不明な要素

個人的に気になっているのは、空の記憶についてです。
クラミーとのオセロの際に、空の記憶をクラミーが受け取っているのですがこの内容がまだ不明なんですよね。
クラミーはエルフの奴隷なのですが、それよりも辛い過去というような描写があるんですよね。
クラミー曰く、なんでまともでいられるかわからない、というくらいの。
これは白も知らない過去ということなので、空と白が出会う前のことのようなのですが、その頃のことと言うと父親とかに関わる話なのかな、と想像することしか出来ません。
空と白の親はそれぞれ離婚しているようで、再婚した際に空と白が兄妹になった、というような書き方がされています。
その時すでに白には「からっぽ」と言われるほど、空は世界に絶望していたわけで。
幼い空が絶望するだけのことってなんなんですかね?


さいごに

とりあえず9巻が出る前に今までのゲームを読みなおしているのですが、やっぱり2巻のしりとりが一番好きですね。
次がチェスでその次がコイントスでしょうか。

この1~3巻までの範囲がアニメで描かれた範囲です。
ただ、アニメではこのラストに6巻ラストの描写がかぶさってくるんですよね。
それが巫女さんの先にいるオールデウスとの戦いを始めようとするシーンです。

最初に書いた通り、ノゲノラは1~3、4・5、6~8でそれぞれまとまっています。
先日の発表で劇場版が決定し、それが6巻の内容になる、ということのようなので2期への布石と考えて良いんでしょうかね。
6巻は過去編で独立しているので、まずそこを劇場版でやっておいて、そのあと7、8巻の内容、という感じとか?

でもその場合4,5巻で登場するプラムが出てこれなくなるんですよね。
プラムの部分を削ってもある程度形にはなるとは思うのですが、それやったらちょっとがっかりなので4、5巻もやって欲しいところ。
となると、2期はちょっと圧縮目に4、5、7、8までやってしまう、とかなんですかね。

などなど色々楽しみが増えてきていますが、とりあえずは8月25日発売の9巻を待つということで。
12月23日にはプラクティカルウォーゲームもありますし、今年の後半もノゲノラで楽しめそうですね!


他の巻の感想はこちら

ノーゲーム・ノーライフ7巻読了。世界を覆す双六の前編。
ノーゲーム・ノーライフ8巻の感想、に留まらない7、8巻感想。










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