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今日の晩御飯はサンマ定食

読んだもの見たものやったものを自分なりに整理、紹介。備忘録。

ノーゲーム・ノーライフ7巻読了。世界を覆す双六の前編。



ひきこもりニートの最強ゲーマー兄妹が種族・世界をかけたゲームを繰り広げる ノーゲーム・ノーライフの新刊が発売されました。
実に1年以上ぶりとなります。
作者の榎宮祐さんがあとがきで説明していますが、6巻でハードルを上げて、アニメが盛り上がって、そのハードルにやられて書いたものを自分でボツにしたとかなんとか……。
そんな新刊について感想をまとめておこうと思います。



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感想

終わって無いじゃん。
というのが読み終わっての第一声でした。

記事のタイトルにも書いたのですが、この間、何も完結していないです。
起承転結でいうところの承止まり。
次の巻でどうなるか、が一番面白そうなのですが、その次がこないことには不完全燃焼のまま、という状態です。
まぁそこまでだけでも面白かったのですが。


7巻は6巻の最後から始まる巻となります。
そのため、6巻の最後『エンディングトーク』をもう一度読みなおしてから読み始めたほうが良いですね。
ざっくり説明すると、東部連合の全権代理者である巫女の元に集まった7名によって神霊種【オールドデウス】とのゲームが開始される、となります。

そのゲームが双六なのですが、十の盟約とは別のゲームルールに則ったものであり、また、現実的な生物としての制限なども受けるものなので今までやってきたゲームとは勝手が違うわけです。
また、そのルールは相手となる神霊種が一方的に定めたものではないようなのですが、そのルールを定めた際の記憶がなくなっている状態。
記憶を失った状態で、ルールを定めた神霊種と7名の真意をなんとか読み取り、先へ進む必要がある、というのが今回のゲームのメインの面白さとなります。

つまりこの巻(8巻も含む?)は『謎解き』の巻と言えるでしょう。
それは各章のタイトルからもうかがい知ることが出来ます。

・第一章 倒叙形式(クローズドサークル)
・第二章 過剰解釈(フーダニット)
・第三章 誤誘導法(ハウダニット)
・第四章 奇妙な味(ホワイダニット)

クローズドサークルというのはミステリにおいて外界との接触などが絶たれた状態のこと。
フーダニットは Who done it? だれがやったのか、ということ。
ハウダニットは How done it? どのようにやったのか、ということ。
ホワイダニットは Why done it? なぜやったのか、ということ。

そんなわけで、この巻は謎解きがメインなのですが、実際は謎の提示で終わっているかと思います。
もしかしたらここまでで全て把握出来る人がいるのかもしれませんが。

謎の提示について

双六に関連して気になっている謎は以下のものです。
・記憶が消えていない裏切り者は誰か
・ルールに込められた真意は何か

また、双六とはまた別の謎も以下のものがあるように思います。
・ジブリールが本気でゲームを仕掛けるのはなぜか
・エルヴン・ガルドの二人 クラミーとフィールの真意は何か
・いづなが直面した課題の意図は何か

双六の方についてですが、何度も『7人』であることを言明していることから、ここに穴があると考えています。
乱入を想定していることからも賽は最初の7名以外にも与えることが出来る、とかあるんじゃないかな、とか。
そうすると神霊種や巫女さんも参加者である以上は賽を持つことが可能?とすると記憶が消えていないのは巫女さん、という展開も無いとは言い切れないのではないかな、とか。

またプラムの行動も気になりますよね。
クラミー・フィールの二人にも関連しますが、地上で何が起きるかが気になるところです。
鍵になるのはいるのが想定外でかつ、直前で冷静になることを知ったいのですよね。
いのはプラムとフィールと比べると弱い存在となります。
7巻が『弱者が定石を覆して勝利する話』であるのであれば、あの場を制するのはいのになるはず……と考えていますがどうでしょうかね。
なんだかんだ言って空と白はプラムの動きまで読んでいる、とかありそうな気もしますけども。

そして一番気になるのはジブリールvs『  』ですね。
どう考えても6巻の状況再現になるのでは、という気がするのですが、そうすると8巻はそれで終わってしまうような……。
6巻のエンディングトークで、世界に対して引き分けたリクとシュヴィは投げ出した空と白よりもずっと強い、と唯一神テトは比較していましたが、この戦いはそれを乗り越えるためのきっかけになるのかな、とか思いますね。
なので一番気になっているのがこの戦いです。

さいごに

ここまで真面目に書いてきたつもりですが、もちろん全編シリアスなんてことはありません。
ゲームのルールを使った空と白の駆け引きなんてのもありますし、そこも面白かったりします。

その結果白が驚愕するようなこともあり、またトラウマを植え付けられてしまうようなこともあります。
今回はちょっと抽象的というか具体的ではない言葉が多いのでいつもよりは少なめですが、空と白、空とステフ、空と白とジブリール、空といの、と言った人物達の掛け合いはやはり面白いです。
そのあたりも楽しみながら最後まで謎を追いかけていくのが面白そうだな、と思っています。

次の巻が楽しみですし、またページ埋めのためのウソ予告になっている『ノーゲーム・ノーライフ・外伝 -プラティカルウォーゲーム-』も気になりますよね。
榎宮さんの仕事量的に死んでしまいそうですが。


※ 8巻の感想はこちら。
ノーゲーム・ノーライフ8巻の感想、に留まらない7、8巻感想。


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