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今日の晩御飯はサンマ定食

読んだもの見たものやったものを自分なりに整理、紹介。備忘録。

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灰と幻想のグリムガルを8巻まで読み終えました。


灰と幻想のグリムガルの最新8巻まで読み終えました。
アニメとの比較記事を書いたりするくらい久々に好みな作品なので8巻までの感想を書いておこうと思います。

まぁ知人が直近でグリムガルについてブログに書いていたりして、ちょっとアレなんですが。
そのへんは気にせずに書いていきます。

前の記事ではアニメとの比較ということもあって1、2巻の内容だけだったのですが、こちらは最新刊付近の話も含みますのでネタバレになるようなことも書きます。


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どんな話?

どんな作品かをまず軽く書いておくと、義勇兵となった少年達がファンタジー世界でなんとか生き抜く話です。

物語は異世界であるグリムガルで突如目が覚めるところから始まります。
ここがどこなのかもわからず、過去の記憶もない少年たちは義勇兵団の事務所に連れていかれ、見習い義勇兵としてこの世界で生きていくことを決めます。

記憶も知識もないまま義勇兵になった主人公たちはパーティを組み、生きるために戦い、生きるために冒険をする。
グリムガルはそんな話です。

グリムガルで生きること

最初にも書いた通り、この話はなんとか生き抜く話です。
それはもちろん戦いもありますが、それだけじゃなくて、日々の生活にも苦しむことになります。

見習い義勇兵になった時にまず銀貨10枚(10シルバー)をもらうことが出来るのですが、戦うための技術を学ぶためにお金を払ったり、衣食住の為に使ったりで気がつけばお金が尽きそうになる。
お金を稼ぐためにゴブリンを倒すものの稼ぎはほとんど無し。
シルバーの下の単位がカパーで1シルバ=100カパーというレートなのですが、最初のうちは1日頑張っても20カパーにも届かず……。
切り詰めて切り詰めて、なんとかその日を生き抜いて、だんだんと戦い方を覚えてお金を稼いでいきます。

こういうお金のやりくりみたいなのがかなりしっかり描かれているので、キャラクターが『生きている』感がかなり強いんですよね。

だからこそ仲間が死んだ時の辛さも強くなるんですよ。

なんとか生き抜くために寄り集まった仲間が欠ける。
それがものすごい印象的に映って。
読んでいてこちらまで落ち込んでしまいましたね……。


グリムガルで戦うこと

もちろん戦闘シーンもたくさんあります。
最初は1匹のはぐれゴブリンにも勝てず、山に生息する動物にやられてしまいそうになるくらい。
そこから急激に強くなる、ということはありませんが、段々と仲間として、パーティとして強くなっていくのを読みながら感じることが出来ます。

それでも新しい場所へ移るとまたやられそうになって、を繰り返すんですけどね。
確実に成長はしていて、皆経験を重ねることで自分の戦い方や仲間の戦い方を覚えて、そして様々な敵に立ち向かうことが出来るようになっていきます。
主人公のハルヒロは、盗賊という職業についたこともあって正直戦い方が地味なのですが、リーダーとして周囲を見渡し、判断を下す、ということに長けていきます。
他にも、暗黒騎士になったランタは最初こそ騒々しく動きまわるだけでしたが、体力や筋力が鍛えられ、自分の戦い方を覚えることで果敢に戦うアタッカーとして信頼出来るようになっていきます。
ユメやシホルについても同じですし、途中参加のクザクなんて最初と比べてかなり大きく成長していることがわかります。

だからといって絶対に生き残れるなんてことはなくて。
相手だってただ殺されてくれるだけの存在じゃないですし、ちょっとしたことで死んでしまうというのがあるから常に安心できない戦いを繰り広げることになっています。

読んでいる側としてもいつ誰が死んでしまうのか、ハラハラしながら読んでしまいますね。


グリムガルの面白さ

個人的にグリムガルを読んでいて面白いと思うのは、常に死と隣りあわせという感覚があるところだと思うんですよ。

上で挙げた金策の話についても、とある事情で7巻からはダルングガルという常に夜が広がる世界に踏み入れることになるのですが、そこではまた通貨単位が異なるため、またお金を貯めて生き抜く必要が出てきます。
そのためにドブさらいのようなことをしたりしてお金を探してその日をなんとか……という生活が始まります。

戦いについてもそうで、ゴブリンを狩るのに慣れたからといって他の場所でも同じように戦えるわけではありません。
そこに合った戦い方を覚えるまでの期間は経験のおかげで短くなっているとは思いますが、最初は常に苦戦します。

というか、主人公たちが劇的に強くなることがありません。

ここ最近読んで本当にハマったラノベに『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』というものがあるのですが、ダンまちの1番好きなシーンを思い浮かべて見ると、ミノタウロスを1人でなんとか倒す話なんですよね。


この話以降、主人公のベルがどんどん強くなっていくので、この頃の『冒険感』がだんだん薄れているように感じていました。

でもグリムガルではそういうことがなくて、だからこそ必死に考えて、皆で一つになって、生きる為に戦う必要があるんです。
確実に強くなっているんですが、それが『超絶スキルを覚えた』とかではなく、経験によって判断が早くなったり、周りを見る余裕が出来たり、いざというときのための覚悟ができたり、みたいな精神的な部分なんですよ。
だからこそ、読んでいる側としても主人公と一緒に考えることが出来ますし、感情移入しやすいんだと思いますね。


さいごに

設定を見て最初は最近流行りの異世界転生ものかと思いましたが、やっぱり作者が10年以上小説を書いてきたということもありその辺の小説とはちょっと趣が違うんですよね。
『ラノベを読む層だったらここはわかるよね?』みたいなところを的確に端折って、登場人物のやり取りやイベントなんかでうまいこと転がして、みたいな流れでそこまでこの『異世界』についてはそこまで語ることなく進んでいきます。
アニメとの比較の際は、『話の起伏が緩やか』というようなことを書きましたが、そんなことはないなというくらいの展開がその後繰り返されていきましたね。
それでもこの異世界についてはまだ謎が多く、考える余地があるというのが良いなぁと。

あと8巻の展開がやっと戻ってこれたのにそれなの?ってなって頭抱えたりしています。
あーつらい。
つづきまだ読めないのが本当につらい。



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