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今日の晩御飯はサンマ定食

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サブクエストが苦手な理由を考えてみた:雑記



先日知人とゲームの話をしていた時に出た『サブクエスト』の話。
個人的にはあまり好きじゃないというか、それよりもメインストーリー進めさせてくれってなってしまうのでやらないことが多いんですよね。

なんでかなぁと考えてみたことをだらだら書き出してみたいと思います。


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サブクエストって?

サブクエストとはその名の通りサブのクエスト。
メインストーリーとは別に用意されたミッション要素、という感じでしょうか。
サブクエストをやることでプレイヤーが強くなったり、珍しいアイテムを手に入れることができたり、ヒロインの別の一面を見ることが出来たりします。

やらなくても良いんだけどやるともっと楽しめるよ、とか、やりこみ要素の部分ですね。


サブクエストが苦手な理由について考えてみる

それで本題。
「なんでサブクエストが苦手なの?」と聞かれていつも答えるのが「話が進まないから」なんですよね。
当然なんですがサブクエストをやっているとその間話は止まっているわけで。
枝葉の部分なので幹が伸びないのは仕方ないんですが、それよりも話の先を知りたくならない?と思うんですよ。

実はラノベとかでよくある短編集も結構苦手なんですよね。
日常を描いていて面白いとは思うのですが、それって話進んでないよね、って。

色々考えていたんですが結局はそこで、やっぱり話の先を見たいのでそれ以外のことはちょっと脇によけておいて、ってなってしまう……。

じゃあ短編集は全部苦手なの?と言われるとそうじゃあ無いんですよね。
例えばフルメタル・パニックの短編集。
あれ、本当に大好きで何度も何度も読んでしまうくらいでした。

この違いが何なのか、という話なんですが、ざっと考えてみて思い浮かぶのは『本編と分断されていること』。
フルメタの場合ってそれ1話でかなり完結されているというか、本編と全く違っていて完全に独走状態なんですよね。
ある意味本編の人物や設定を使った別物のようで。
これくらい分断されているとそれはそれで別の話として楽しむことができちゃいます。
つまり、別の話の『メインストーリー』を追っている状態なんですよ。

ゲームでよくあるサブクエストって本編とは直接関係のない、各キャラや世界観設定を掘り深めるための要素だったりするのですが、それ自体が1つの話になっていれば自分でも楽しめるんじゃないかって思いますね。


ソシャゲの『イベント』について

この手のサブクエスト問題(と勝手に呼んでいるもの)を考えていると浮かんでくるのがソシャゲのイベント。
イベントって本編とは関係ない話だったりするのですが、ただそれだけで終わってしまうというか、キャラの掘り下げだけのもののことが多いと思うんですよ。

そんな中テンションが上ったのがFGOのイベント。
例えば空の境界イベントからの監獄塔からのイ・プルーリバス・ウナムというような繋がりだとか。
羅生門からの鬼ヶ島だとか。
イベント単体で完結するのではなく、別のイベントに繋がったり、メインストーリーに繋がったりするものがあるんですよね。

※ FGOについての記事はこちら。
Fate/Grand Order関連記事まとめ。


空の境界からの監獄塔や羅生門からの鬼ヶ島は話がつながっていて、その話を追うために楽しめます。
さらに監獄塔からのイ・プルーリバス・ウナムは『メインストーリー』を補強するための要素として機能していたように思うんですよね。
この形って覚えていないだけかもしれませんが自分はあまり見たことなくてちょっと驚きましたね。

このタイプのサブクエストって結構強いと思うんですよ。
例えば、サブクエストを進めたら黒幕についての情報が集まったり、別の展開があったり、本編を補強してストーリーをより太くすることが出来るような、そんなサブクエスト。
そういうの多いゲームやりたいですね……。


ADVのエンディング分岐について

ある意味ではADVでのエンディング分岐も似たような概念なんですよね。
こちらはメインストーリーを補強するサブストーリーというわけではなく、分岐したメインストーリーなんですが。

どのエンディングが(あくまで自分的に)正しい、というのはあると思いますが、それ以外のエンディングも話の先が見たいから読み進めますよね。
その先がバッドエンドで詰んでいたとしても。

これは分岐先がメインのエンディングと同等、または同じくらいの価値をもっているということで。
こういう終わり方もあるのか、というのを見たい、先に進めたい、という動機になります。

ただ、これをサブクエストに持ってくるのには2つ問題があるんですよね。
それは『制作側はそんな労力を割けない』『メインストーリーが進まない』というもの。

1つ目は単純で、そんなサブクエスト一つ一つに注力したゲームは簡単には作れません。
そんなことをしたらメインストーリーが薄まります。
だからそもそも無理。

2つ目は上のとも被るのですが、サブクエストが膨大になればなるほど、そもそもの問題である『メインストーリーが進まない』状態になります。
そんなことしている余裕があるのなら別作品を作ってくれ、みたいな声もあがります。


さいごに

実際に作られるサブクエストはおつかいものが多いイメージです。
頼まれてお使いしておしまい、みたいな。
ストーリーも何もなく、ちょっと情報が増えたりしておしまい、みたいな。

それはコストとか考えると仕方ないことなんですが、やっぱり中途半端になってしまいますよね。
1本のゲームである以上、そこまで乖離したものには出来ませんし、しっかりとしたメインストーリーがある以上、サブの部分ばかりに注力してはいられませんし。
ただ、そこにどれくらい重みをもたせられるか、話としての魅力をもたせられるかでサブクエストの価値が一気に上がると思っています。
それが出来ているゲームだったらサブクエストにも手を出してみるんだろうなぁとも思います。

色々矛盾しているように思えますが、それをまとめることが出来れば、とか、まとめられた作品に出会えれば、と願いつつ、今回はここまでにしたいと思います。
また何か思いついたら書きます。





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