皆川亮二の最新作が出ていたので読みました。
帯に書いてあるのだと「超文明」✕「召喚術」✕「海賊」✕「世界征服」とのことで、スプリガンとかARMSにも通じるネタで攻めてきているみたいですね。
原作は別なのでどれくらい皆川色が出てくるか楽しみな作品です。
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どんな話?
物語の始まりは18世紀の北極。
北極点を目指していたイギリス軍が氷上を歩く少年を見つけるところから始まります。
この少年が主人公のダンテ。
彼は幼い見た目にもかかわらず、その時代の誰よりも遥かに膨大な量の知識を有していて、それを元にイギリスの船を北極点へ進めることになります。
ただ、その知識は彼が天才だから、というわけではなくて、とある本が教えてくれたものなんですね。
この本は要素(エレメントリ)という名前で、実は生きている本。
というか本のように見えるだけで本当は別の姿を持っている存在だそうで。
これと魔導機と呼ばれるオーパーツのような装置を使って、生命を司る『本』を手に入れるのがダンテの目的とのこと。
もちろん同じように生命の本を手に入れようとしている人物が他にもいて……。
というのがこの話の出だしのストーリーでした。
感想
プロローグだ、というのが1巻を読んでの感想ですね。
要素以外の本である構成(ビルド)を持つナポレオとの戦いが繰り広げられるのですが、もちろんその目的は生命の本。
ただ、どちらも生命の本を手に入れてとある女の子の病気を治すのが本当の目的だったんですよね。
しかもダンテとナポレオはどちらも同じ人物に育てられた、ということでその女の子も同じ相手。
1巻時点ではその子を目標に見立てて、要素、構成、生命の3つの本の説明をしただけでおしまいなんですよ。
あ、魔導機についても説明ありますが。
さらにいうと、生命については第三者が奪い去っていったにもかかわらず、女の子を治して去ります。
この人物はナポレオの兄なんですよ。
これだけ見ると、かなり身内寄りの話なんですが、まだ最初に紹介された要素が足りていないんですよね。
それが『海賊』です。
1巻の最後に登場する『兄』の本当の目的は女の子を治すことではなく、生命の本を使って過去の海賊を蘇らせ、世界を征服すること。
そのための生命の本だった、というのが最後にわかる、という流れでした。
つまり、この『海王ダンテ』は、海賊を復活させて世界征服を目論む兄 vs 生命の本を封印しようとするダンテ、という構図。
イギリス軍についたダンテに対して、ナポレオはフランス側に付いたようなのでナポレオがどのように動くかはわかりませんが、基本的には上の構図メインで話が進んでいくでしょう。
それを伝えるための巻、というわけで『プロローグ』だと思ったわけです。
個人的にはなんでも知っている要素の本と代償を支払うことで様々な力を行使できる魔導機の組み合わせが結構好みなので、それをどのように使って危機を乗り越えていくのか、海賊と渡り合っていくのかが楽しみだったりします。
1巻の段階ではダンテはまだ子供なのですが、2巻になった段階で一気に大人になったりするんでしょうか。
皆川亮二の描く少年って頭が良くて皮肉言ったりして大人を振り回すようなところがあって、結構好きなのでそのままで居て欲しいような気もしますが……。
さいごに
海をメインにした話ということで、かなり広い範囲に話が広がっていきそうです。
基本的には大西洋メインだと思いますが、なんだかんだで太平洋とかの方にも進出しそうですし。
有名な海賊達がどのように暴れまわるのか、それも楽しみですね。
そういえばピースメイカーの17巻が発売されましたね。
これで最終巻とのことですが、海王ダンテとピースメイカーとのコラボが行われています。
皆川亮二の直筆サイン入りのモバイルバッテリーが当たる可能性あるようなのでちょっと応募してみようかと思っています。
当たるといいなぁ。
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http://katsuji.ni-moe.com/comic/dante_1皆川亮二の最新作『海王ダンテ』の1巻を読みました。
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