ゲームをやっていて楽しい・面白いと感じられる瞬間はもちろんあるかと思いますが、それだけではなく疲れる・面倒・面白くないと感じる瞬間もありますよね・
最近はソーシャルゲームなどでも「レベル上げが面倒」でやめる、ということを聞いたり、自分もそのような理由でやめてしまったりするので、そのへんについてつらつらと考えたことを書いていこうと思います。
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レベル上げってなに?
まずレベル上げについて考えましょう。
レベル上げと言うのは、ゲームを先に進めるために行う行動ですよね。
ゲームが提示してきた乗り越えるべき障害を乗り越えるための手段の一つなわけです。
アクションゲームであればプレイヤーのプレイスキルが上達することで乗り越えられるかと思いますが、コレと同じで、RPGなどではゲーム内の人物を強くすることで障害を乗り越える、という場合があります。
障害の乗り越え方はゲームの種類だけでなく、プレイヤーのプレイの仕方にもよりますね。
場合によっては縛りプレイなどによって、プレイヤー自らがより何度の高い障害を用意して乗り越えていく、ということもあるかと思います。
そういうわけで、レベル上げと言うのは『障害を乗り越えるための手段』と言えるかと思います。
レベル上げって面白いの?
基本的にゲームをプレイする人というのは苦行をしたい人ばかりではありません。
コアなゲーマーなんかは苦行を体験するためにやったりしていますが、まぁそれについては置いておきましょう。
そんなわけでレベル上げも面白いもののはずなんですよね。
というよりも面白くなければならないわけですよ。
簡単に言うと小目標と大目標ですよね。
上で書いた『障害を乗り越える』を大目標とすると、レベルを上げていくのは小目標です。
小さい目標を少しずつ達成していくことで達成感を得られて、更に大目標を達成したときにはより強い達成感や解放感を得られるように。
そうすることで飽きずに楽しみながら頑張ることができる、ということです。
もちろん、小目標になるためには、レベル上げに意味を持たせる必要がありますね。
例えばある魔法を覚えたい、とかでしょうか。
レベルを上げる事で立ち回りやすくなった、のようなこともあるかと思いますが、これは目標の意味というよりも達成感や解放感として得られるものの方でしょうね。
また、適度な難易度というか、障害であることが求められますよね。
何もせずにレベルが上がるゲームをしていて、レベル上げを楽しむことが出来るでしょうか。
つまりそういうことです。
先ほど置いておいた『コアなゲーマー』は苦行によってこの解放感を更に高めている、といえますね。
それ以外にも人への自慢やネタとして、というような他者性のある悦びを得るため、ということも考えられますが、これについては今回の話とはまた別の話なので今は無しとさせてください。
レベル上げってしなきゃいけないの?
障害を乗り越えるためには何らかのレベル上げをする必要があります。
もちろんゲーム内のキャラのレベル上げをしなければならない、というわけではありません。
一度例に上げたアクションゲームであれば、プレイヤースキルの上昇が『レベル上げ』に相当するものになります。
推理ものであれば、推理のコツを掴むことが『レベル上げ』ということになるでしょうか。
なので何らかのレベル上げが必要なんですよ。
だからこそ、上で書いたようにそれも楽しむことが出来なければならないのです。
レベル上げって面倒なの?
さて、ここで本題となります。
レベル上げは面倒なのか。
個人的な感想を言うと『大変』です。
レベル上げというのは挑戦なんですよね。
大きな目標を達成するための手段ですし。
高い建物の最上階を目指すための階段、というイメージでしょうか。
最初は簡単に登れるけれど、だんだんきつくなっていくところなんかもイメージにあっている気がします。
でもきつくても『最上階』という目標があるから登れるんですよね。
その途中で、その階その階の変化や階段自体の変化、今まで見えなかったところが見えてきたりするのを楽しむことが出来れば、最後まで登り切ることも出来るでしょう。
だから『大変』なんです。
では、どうして面倒に感じることがあるのか。
それは目標が高すぎる、または目標が見えないからではないでしょうか。
ソシャゲなどではキャラのレベル上げを繰り返していくわけですが、また新しいキャラが出てはレベルを上げてを繰り返す必要がありますよね。
そうすると目標がどこにあるのかわからなくなってしまいます。
そもそも、よくあるソシャゲはゴールが明示されていないものが多いですよね。
最初から大目標がない状態で目先の階段を登り続けていたら、それは投げ出したくもなるというものです。
そして、レベル上げは必要なものなんですよ。
そのゲームを楽しむためにはなんらかの障害を乗り越える必要があります。
先程は大目標が無い、とは言いましたが、イベントの完走や報酬を目標とすることにはなりますよね。
そうすると延々と湧いてくる目標を達成するために階段を登り続ける必要が出てくるわけです。
ついて行けなくなる人が出るのはわかりますよね。
やらなきゃいけないレベル上げを延々とし続けた結果、レベル上げはゲームではなく作業に成り果てます。
そうなったら最後、レベル上げを楽しむことは出来なくなるでしょう。
こうやって面倒事であるレベル上げが生まれるわけです。
さいごに
長期運営とレベル上げって相性悪いと思うんですよね。
それよりも新しいゲームをやらせてくれってなることの方が多いです。
作業になってしまうとそれをゲームとは思えなくなってしまいますからね。
ゲームはある意味では『体験』なんですよ。
ゲームを通じて新たな体験をしてもらおう、と。
なのに延々と同じことをしていたら新鮮味なんてないですよね。
新鮮さを失ってしまえば刺激なんてないですし、体験としても鈍くなります。
なので個人的には短いゲームをたくさんプレイしたいなぁと思っています。
もちろん、途中で外した『他者性』による楽しみ方を否定するわけではありません。
というよりも今回の話とは合わなかっただけで、自慢したりするの好きですしね。
また、今回の話は『極める』ようなゲームプレイともちょっと別方向に向かった内容になっています。
個人的に極めることが苦手なのでこのような内容になっていますが、別にそれを否定するつもりはありません。
レベル上げを楽しみ続けてその頂点まで達するような遊び方ですしね。
個人的にいつも思っているのは、『楽しもうよ』ってことです。
そのためのゲームですし、楽しみましょうよ。
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http://katsuji.ni-moe.com/notes/game_lvupゲームにおける面倒事『レベル上げ』について:雑記
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