アイアンマン1
兵器産業のトップに立つトニー・スタークがなぜアイアンマンになることを選んだのか、というお話。
敵が誰なのかもわかりやすかったし、話の流れがよく見えるのが良かったです。
『あーこれ絶対後で出て来るな』って分かる伏線をしっかり回収して行くのも良い。
話として、分かりにくくする必要が無いのでこれくらいの分かりやすさが丁度良かったです。
あと、トニーとその秘書ペッパーさんのやり取りを見てるだけでにやけます。
アイアンマン2
1の最後から始まる続編でした。
アイアンマンという兵器とアメリカがどう向き合っていくか、という雰囲気だったのですが、その辺は最後にはスルーされてました。
他の国や地域がアイアンマンのような兵器を産み出しかねない、という議論を放り投げて、敵を倒したトニー・スタークに勲章を!ってなってしまうのがあまり理解できない。
あれで解決としていまうのはダメなんじゃないかなぁ、と。
ただ、勲章を与えたということは国がアイアンマンを認めたということだし「これからもヒーローとして頑張ってね」ってことなんですかね。
それで良いのかアメリカって言いたくなりました。
アベンジャーズとのつながり
アベンジャーズのための映画、というのを強く感じました。
というより実際そうなんでしょう。
アベンジャーズという映画を作るために登場するヒーローを映画化する。
そしてそれがアベンジャーズに集まる。
この流れを作るための映画でしたね。
本編に入る前の導入部分にすぎないのでしょう。
なんとなくドラクエ4を思い出しました。
全体的な感想
もっとトニー・スタークの活躍が見たい、という気持ちが強いです。
ただ、敵との戦闘がわりとあっけない気がするんですよね。
戦闘シーン自体にこだわる必要はないのかもしれないですがもう少し魅せてほしかったです。
あと、1と2でローディの俳優がテレンス・ハワードからドン・チードルに変わってるのも気になりました。
出演に関して金銭的なトラブルがあり降板、というのがちょっと残念でしたね。
1でスーツを着るのはまた今度、みたいな台詞がありましたがテレンスは着れなかったわけですもんね……。
スーツと言えば、アイアンマン1と2でリアクターコアの元素が変わることもあり、胸部のコアデザインが変わりましたが、個人的には三角よりも丸の方が好きでした。
なんか丸の方がリアリティを感じません?
三角だとちょっとカッコつけ過ぎなんじゃないかなぁとか思いました。
アベンジャーズだけじゃなく、アイアンマン3の公開も楽しみですね。