さて、今回はそんな時間ループもののADV 『彼女は最後にそう言った』をプレイしたので、その感想をまとめておこうと思います。
あらすじ
ある山奥の村では毎年8月14日に祭が行われている。
そんな祭の日に帰ってきていた主人公のシンタローはある人物からの手紙を受け取ったことをきっかけに、4年前に死んだ同級生 ナナミの死の真相に迫っていく。
事故か事件か。4年前のこの村に何があったのか。
同じ日を何度も繰り返しながらシンタローは真相を追う……。
面白いところ
好みの話でもありますが、話の展開は結構好きでした。
いろいろな登場人物がいますが、それぞれがちゃんと役割を持って物語の鍵となってくれます。
若干役割としては弱い人もいますが、まぁそんなものでしょう。
あと、キャラの移動が思い通りにいくのも評価ポイントかと思います。
見た目としては初期ドラゴンクエストのような2Dのドット絵なのですが、タップした箇所に主人公がさっと移動してくれるのでストレスに感じることは少ないかと思います。
感想
プレイ時間的にはもう少し欲しかったかな、という印象でした。
大体1時間~2時間くらいでクリア出来たと思います。
最近は忙しいのでこれくらいで結末まで到達できるのはありがたいといえばありがたいのですが、ちょっと物足りないなぁと感じてしまうのも正直なところです。
また、話の展開が読めてしまうのもちょっと残念でした。
もう一捻りは欲しかったなぁと。
ただ、綺麗にまとまっているのでこれはこれでもありかもしれません。
プレイヤーがプレイ中に知った情報が『きおく』というメニューにまとめられ、周回を経ても情報としては残るのですが、これをあまり活用する機会がなかったのがもったいないなぁと思いました。
上の件と同じですが、もう一捻りあれば、きおくを見なおして真相に気づく、という展開にもっていけたんじゃないかなぁと。
ストーリーもよく、綺麗にまとまっていて、細かい不満というか気になる箇所はありましたが、全体的に楽しむことができる作品だったと思います。
メインストーリーにかかわらないサブイベントもたくさんあるようなので、それもやっていたらまた感想が変わったかもしれません。
ボリュームありそうですし。
少しの時間でできるのでおすすめしやすい作品でした。
気になったらぜひプレイしてみてください。