用語の多さ
まず最初に思ったのは専門用語が多い!
私みたいな設定大好きな設定厨にはたまらないのですが、正直一般向けではないような……。
世界設定を理解するのも難しいかもしれません。
ただそれを補って余りある音楽やビジュアルで世界観を訴えて来るので、雰囲気は掴めるかと。
コスモスフィア
このゲームでは通常のストーリーとは別に、ADVのようなものが用意されています。
それが『コスモスフィア』と言うものであり、ヒロインの心の中の世界なのです。
ADVと書いたのでお分かりになると思いますが、選択肢によって進んでいくようなものなので通常のRPGパートとはまた違った楽しさがあります。
ヒロインの心の世界なので、そのヒロインの内面を知ることができ、それによって感情移入がしやすかったり、好感を持ちやすくなっていると言えるでしょう。
実際、私はRPGパートでなんとなく好きだったヒロインよりこコスモスフィアで別のヒロインを好きになったりしてどのエンディングを選ぶか悩みました。
このコスモスフィアは単独で存在するのではなくストーリーと密接に絡み合っているので、ストーリーを進めつつ、その時のヒロインの心情を知る、など理解を深めるのを助けてくれます。
ただ、難点を挙げると、長い。
ストーリー+コスモスフィアなので単純にプレイ時間は二倍です。
コスモスフィアはおまけじゃなくストーリーの一部なのでしょうが、その間本筋が止まってしまうのはいただけません。
戦闘
戦闘システムは面白い。
ただ、実際はあまり活かし切れてなくて、主人公たちで時間稼ぎして詩魔法で終了と言う展開になってしまう。
ガードや必殺技も当然あるのですが、基本的にボタン連打なので単調になりやすい。
あと基本的に死ぬ。
生き返らせられるから良いけど、死ぬ。
調合
鳶だから、で済ますのはネタとは言え意味不明。
もっと説明がほしい。
イメージ調合はレシピみたいなものだけど、レシピなしで調合してみたかった。
そもそも説明不足。説明不足。
総合的な感想
アルトネリコ3はRPG風キャラゲー。
嫌いじゃないんですけどRPGって名乗るのはどうなんでしょう、と言いたい。
ただ二周目は最初からだけじゃなくて区切りから出来るっていうのは面白いと思いました。
プレイ時間考えれば普通かもしれませんが。
エンディングが沢山あるのに一周50時間じゃやる気出ませんもんね。
今回はあまり触れませんでしたが音楽がすごく良かったです。
サントラ買おうと思うほどでした。
音楽聞けるキャラゲーってことで、どうでしょうか。