ダンジョン内のモンスターやらなにやらを食べながら進むダンジョングルメマンガ、ダンジョン飯の3巻を読み終えました。
今回の巻は水辺がメインでしたね。
[1回]
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感想
上でも書いたように3巻は水辺がメイン。
表紙にもあるようなクラーケンが出てきたりもしました。
個人的にダンジョン飯を読むときに見るポイントは3つあるんですよね。
1つ目はごはんの魅力。
2つ目はダンジョンうんちく。
3つ目はコメディ要素。
今回の巻はダンジョンうんちくとコメディ要素が強かったかなぁという気がします。
まぁダンジョンうんちくというくくりにはしていますが、その中でもダンジョン攻略のための
知識要素と食材としての知識要素があると思いますが、今回は半々くらいだったように感じました。
やっぱりまだスライムの知識を越えるものは無い、というか初見だったり、なんだかんだ思い入れのあるモンスターだったことの補正もあってアレが一番印象的でしたね。
さて、この巻は水辺がメインということで、クラーケンが出てきますが、クラーケン自体は食材としては微妙。
現実世界でもダイオウイカを食べるのは大変という話がありますし、身体の大きい生き物はその分臭みが強くなるんでしょうね。
そう考えるとドラゴンはあんまり美味しくないのでしょうか……?
ライオスじゃないですけどちょっと気になります。
そういえば読みながら思ったんですけど、ダンジョン飯に出てくる食材(モンスター)っていくつか分類出来ると思うんですよね。
まずは『現実世界にもいるけどちょっと違うもの』。
これは今回出てくるクラーケン(でかいイカ)とか2巻登場のケルピー(水棲の馬)とか。
基本的にはちょっと違うだけなので食べられます。食べます。
次が『見た目ダメそうだけど実は食べられるもの』。
これがスライムとかそういう系のモンスター。
実はこうすると食べられるよ、みたいなうんちくが発揮されるのがコレですね。
あとは『ダンジョン固有の植物』。
おかしな植生だったりもしますが、だいたい食べられる。
調理の仕方次第で主食になったり主菜になったりするので万能。
自分のダンジョン植物知識のせいもあってか絵的にそこまで面白く無いのがネックですね。
やっぱり知っているモンスターが食べられるのを見るのは面白いので今後もそういうのでせめて行って欲しいところ。
『え、食べるの?』から始まり、『え、そうやって調理できるの?』になり、最後は『美味しそう……』ってなるのがモンスターを食べる上での面白さですし。
3巻の感想に戻すと、この巻の話として興味深かったのはダンジョンにおける『死』について。
もともと死体回収屋が居たり、死んでも生き返るのは知っていましたが、それについてもうちょっと深めの言及がされていましたね。
ダンジョンでは『死』が禁じられている、とかなんとか。
魂がとどまり続けるから生き返る、ということですが、それってモンスターにも言えることなんですかね。
1巻では動く鎧、2巻では幽霊と霊的なものが出てきているので、そろそろゾンビが出てくる頃な気がするんですよね。
まぁ動く鎧は全然霊関係なかったですが、同じようにゾンビ……かと思いきや!みたいな感じで何かしら食べたりしないかなぁとか思ってます。
例えばゾンビかと思いきや寄生虫が、みたいなのとか、ゾンビの体内でいい感じに醗酵した食べ物が、とかとか。
あとはアレですね。
仲間についてもちょこちょこ話が出るようになりましたね。
2巻を読んだ時に妹のこと忘れてた!ってなりましたが、そうならないよういろいろ仲間ネタを入れてくるようになった気がします。
今回出てくる旧パーティのナマリが出てきますが、もう1人の方ももうすぐ出てきそうな雰囲気です。
ドラゴンはにも近づいているようですし、次の巻も楽しみですね。
前の感の感想はこちら
忘れていたものを思い出させる……。ダンジョン飯の2巻を読みました。九井 諒子 KADOKAWA/エンターブレイン 2016-08-12
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http://katsuji.ni-moe.com/comic/dungeonmeshi3自給自足しながらダンジョンを行く!ダンジョン飯3巻を読みました!
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