最近Fate/Grand Orderやアイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ、星のドラゴンクエストなどのいわゆるソシャゲを幾つかやっています。
そうしているとサービス開始直後なんかによく聞こえてくる単語があるんですよね。
そう、『リセマラ』です。
今回はこのリセマラについて、聞いたこと考えていることを書いて見ようと思います。
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ご存知の通り、リセマラとはリセットマラソンの略称で、リセットを繰り返し行う行為のことです。
ソシャゲではチュートリアルとして無料でガチャを回すことが出来ることが多く、そこで何が出るかがスタートダッシュ出来るかどうかに関係してきます。
そのため、良いキャラが来るまでなんどもデータをリセットして、チュートリアルのガチャを回し続けるわけです。
個人的にはこのリセマラが苦手でして、そんなことより早く本編を遊ばせてくれ!となってしまうのですが、リセマラに人生をかけているのでは、というほど熱狂的に、というか狂人的にリセマラを繰り返す人もいます。
そんなリセマラランナーが意外と身近にいたのでちょっと話を聞いてみたのですが、同じゲームを遊んでいる人間とは思えないんですよね。
以下はその話の抜粋となります。
--どうしてリセマラをするのですか?
プロリセマラランナー:良いスタートダッシュをするためには良いキャラが必要。そんなこともわからないのか。
--失礼いたしました。ですが、このゲームはサービスが開始してからすでに一ヶ月が経過しており、今週には3回目のイベントが開催されようとしています。スタートダッシュと言うには流石に時間がかかりすぎているのではないでしょうか?
プロリセマラランナー:理屈じゃねぇんだよ!無料で良いキャラを手に入れる!それが全てなんだよ!
--……。話を少し変えますが、最近はどのようなゲームをされているのでしょうか?
プロリセマラランナー:ゲーム?インストールしたゲームは10分後にはアンインストールされてしまう……。もう何がゲームで何がゲームじゃないかなんてわからないんだ……。
というような感じで、1ヶ月以上リセマラを走り続けるプロリセマラランナーになると、感情の起伏が激しく、情緒不安定……。
ですが、走り続けているとその『走り続ける』という行為自体がゲーム化していき、それが楽しくなってくるというのです。
例えば、チュートリアルを高速で終わらせるために次に出てくるボタンの位置を覚える、というのがその『ゲーム化』にあたるでしょう。
リセマラによるランナーズハイに陥った彼らは自身の状態や、そのゲームの本来の楽しみ方を忘れ、そのまま『リセマラ』という行為自体を繰り返すだけの者へと成り果ててしまうのです……。
これがリセマラの恐怖と言えるでしょう……。
このプロリセマラランナーのようなまでは行かなくてもリセマラを繰り返している時の無力感が個人的にはかなりきつく感じます。
何度も同じことを説明され、何度も同じチュートリアルを行い、何度もインストールを繰り返す。
それって本当にゲームなんでしょうか。本来プレイしたいのはその先のはずです。
手段が目的になる前に、気がついて先へ進んで欲しい。
そう願うばかりです。
そして最後に。
リセマラをするとどうしても考えてしまうことがあるんですよね。
そんなリセマラを繰り返す貴方に何度も同じ説明を繰り返すことになるチュートリアルキャラの気持ち、考えたことはありますか?
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