どんなボードゲームを作りたいか
面白さとは何か、という話になるかと思いますが、その辺はざっくりと。
簡単にいうと『複雑さ』と『上手くやった感』が重なることで面白さに繋がると考えています。
『複雑さ』というのは難解であることではなくて単純過ぎないことですね。
単純過ぎるとただの作業になってしまいます。
なので、運、情報の制限、他者の介在、操作性、時間の制限などで難易度を調整しましょう、ということです。
そして、この難易度を乗り越える際にプレイする人間が『上手くやった』と思えることが大切だと考えます。
なんかよくわからないけどクリアできた、では面白くないですからね。
というわけでその中の運の要素を使ったゲーム、ダイスを使ったボードゲームを作りたいと考えています。
ダイスを使うことで予想外の展開が発生する事も考えられますし、乗り越えた際にそのアクシデントをプレイヤーが共有出来る体験として印象に残るだろう、ということもあります。
ダイスを使って、その運をプレイヤーの手で操作して戦う。
そんなゲームが面白いと思いますし、作ってみたいと考えています。
ダイスについて
ダイスをただ振っておしまい、という形にしないためにスキルによって操作する事が出来るようにしたいと考えています。
ちょっと整理できていないのですが、ざっくりと分けると以下のカテゴリーがあると思います。
・値操作
・ダイス数操作
・ダイス操作
・判定操作
『値操作』はダイスの目を直接操作するスキルで、基本的には変更する値が担保されるので堅実な操作が可能となります。
『ダイス数操作』はダイスの数を操作するスキルで、ダイスを増やすことで期待値を上げることが可能。
ただし、確実性の面で値操作には劣るスキルです。
『ダイス操作』はダイスの目でも数でもなくダイス自体を操作するスキルです。
例えば、六面ダイスなのに1~3しか出ないようにする、奇数か偶数かで判定するようにする、などです。
判定操作と被るので要検討ではありますが。
『判定操作』は判定の仕方を変えるスキルで、出目の高さでやる判定を出目を当てることでの判定に変えるなどです。
一回しか振れない場面で複数回振ってその中から好きな値を選ぶ、などもここに入る気がしますがあまり切り分けが出来ていないので要検討ですね。
これらのスキルによってダイスによる運を自分が欲しい結果の方へ手繰り寄せていく。
そんなゲームにしたいと考えています。
当然、ダイスに関連しないスキルもありだとは思います。
例えばHP回復とか。
そこでダイスによる判定が入るかと思いますがまたそれは別の話ですね。
それと効果自体も通常版と強力版(ただしマイナス効果もある)というバリエーションを用意しておく必要はあると考えています。
だらだらと書きましたがメインとしてはこんな感じでしょうか。
この辺のことを上手くまとめることが出来ればいい感じになると思っているのですが……まぁ実際に試してみないとわかりませんね。
とにかく、上のスキルを使ってカテゴリ別にバリエーションを増やして、スキルを量産してみてから取捨選択していこうと思います。
まずは形にする。
それが大切ですね。