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今日の晩御飯はサンマ定食

読んだもの見たものやったものを自分なりに整理、紹介。備忘録。

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劇場版ちはやふる上の句・下の句を見ましたよ。


広瀬すず主演で実写映画化されているちはやふる。
上の句・下の句の前後編になっているのですが、それを両方共見てきたので感想を書きます。

一応、原作のマンガの方は25巻くらいまでは読んでます。
ただし読んだのは結構前なので記憶が怪しい。
あと、最新刊の方はちょっと分からない状態ですが、映画を見る分には問題なかったな、という印象です。


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簡単なあらすじ

広瀬すず演じる主人公千早が高校でかるた部を作ろうとするところから物語は始まります。
ここで言う『かるた』は『百人一首』のこと。
競技かるたとして札を取り合うような、そんな激しい部活です。
そのかるた部に人数が集まり、かるた初心者も巻き込みながら大会へ進出していく、そんな話。

上の句

ざっくり言うと『仲間集め編』。
原作同様、かるた部を作ってなんとか仲間を集めて、という流れで展開していきました。

前編となる上の句のメインの目標は『かるた部の創設』なんですが、そのためのハードルとして『人数集め』と『皆がかるたを好きになること』というものがあります。

最初の『人数集め』は簡単に言うと人物紹介くらいの感じで進行していきました。
この編結構あっさり進めてるので話としてはわかりやすい印象でした。
その次のハードルで各キャラ(主に机くん)にクローズアップしていくってこともありますしね。

そのあとに来る『皆がかるたを好きになること』ですが、まぁこちらがこの話のメインになります。
最初はただ入る部活がなくて付き合っていた机くんや、出来るだけ長く和装を身に着けていたいと考えているかなちゃん、そしてかるたの神様に見放されていた太一がかるたや仲間に向き合ってかるたを好きになっていく、という話でした。
こう書くと簡単なんですが、人数いるので映画の尺を考えると細かい山場がいくつもあるような感じになってしまっていて、『ここ!』という山場が薄まってしまった印象があります。
大会のシーンで周りを見るようになって『チーム』になっていくところ含めて、人が集って、ちゃんと仲間になっていく、という流れには胸が熱くなりますが。

まぁ下の句があることを考えるとこの流れで合っているのかもしれないですけどね。

下の句

ざっくり言うと『自分探し編』。
ただひたすらにかるたと向き合ってきた千早や新が『なぜかるたをやるのか』ということを考える話でした。
そのための目標・ハードルとしてクイーンが立ち塞がるわけです。

上の句と比べると、大会がメインなので下の句の方が山場がわかりやすいように感じました。
しかもたくさん試合するわけではなく、焦点はがっつり『クイーンとのかるた』に合わせられています。

下の句の最初は新に会いに行くところから始まるのですが、そこで目にしたのは『かるたをやる理由を見失った新』だったんですよね。
それもあって千早もだんだん1人でクイーンと戦うことばかり考え始めてしまって……。
これを解消するのがこの下の句の目標でしたね。

下の句で何度も出てくる単語が『ひとり』『仲間』で、どストレートに『仲間って良いよね』を押し出しているのが印象的でした。
『ひとり』になってしまった新や千早が『仲間』のおかげで立ち上がったりする流れと、クイーンである若宮詩暢がひとりで戦っているのは対照的に作られている作品の構造が明確にあらわれていましたね。

上の句があるからこそ、1つのテーマに対してスポットを当てて話を進めることができている(かるた部側はもう仲間だよ、という前提がある)のはわかっているのですが、やっぱり下の句のほうが『ここ!』という山場がわかりやすくて面白かったように思いました。

配役について

瑞沢かるた部でいうと、かなちゃん役の上白石萌音が雰囲気良いなぁって感じました。
似てるかどうか、というよりも雰囲気にかなちゃん感がありましたね。

肉まんくんは最初ちょっと違うなぁと思ってたんですが、話し方なんかは実写映画としてはかなり合っていて、好印象でした。


あと絶対にみんな言っていることですが、北央のひょろ君が完璧すぎて笑いそうになりました。
見た目もそうなんですが、動きがもうひょろ君なんですよね。
これはこのためにも見てもらいたいって思いました。

音楽

主題歌のFLASHなんですが、Perfumeが歌っているんですよね。
コレがスタッフロールのところで流れるのですが、サビが本当に耳に残って、見終わってからもしばらくは流れ続けていました。

結構好きな曲なので買ってしまおうかなって思っています。

さいごに

公式サイトを見てみると続編の制作が決まっているんですよね。
現役の名人とか出てきたりする話まで進んでいくんでしょうか。

個人的には結構好きな映画ですし、原作も好きだったので続編公開されたらまた見に行こうと思っています。
あと途中までしか読んでなかった原作もまた読もうかなという感じですね。

すでに下の句の公開始まっていますが、場所によっては上の句もまだ上映されていますので気になっている人は是非見に行ってもらいたいですね。
多分あまり間を開けずに見に行くのが良いと思いますよ。



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