今日の晩御飯はサンマ定食

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ドラクエ8って？

まず、ドラクエ8についての説明を。

ドラゴンクエスト8は2004年に発売されたドラクエシリーズのナンバリングタイトルで、正式名称は『ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君』。
3Dのオープンワールド上で主人公を動かし、冒険するような雰囲気になっており、今までのドラクエとは異なる雰囲気になっていますね。

ストーリーは呪いによって姿を変えられてしまったトロデ王とミーティア姫をもとの姿に戻すため、特別な杖を持った道化師ドルマゲスを追う、というような感じ。
ドラクエ特有の町とか村ごとのサイドストーリー的なものもそこまで多くないので、話の流れだけ追うとそこまで長くはならないですね。
フィールドでの移動の自由度が高い分、そこまで話を散りばめられなかった、とのことらしいですが。

今回プレイしたのはこのドラクエ8のリメイクとして発売された3DS版のドラクエ8です。
実はこれの前にスマホ版も出ているので、気になる人はそちらをプレイしても良いかもしれないですね。

感想

ストーリーについての感想は、一度プレイしていることもあるのでまぁ置いておいて、システムなどについて思ったところをまとめておこうかな、と思います。

今回本当に実感したのはPS2版にはなかった機能である『戦闘速度高速』『主人公AI戦闘』『シンボルエンカウント』の3つがとても有用だったということです。
ドラクエ8は他のドラクエとくらべてもかなり演出などが凝っていて、バトルのテンポがあまり良くなかったのですが、上記の機能のおかげでかなり楽に遊べるようになったと思います。

・戦闘速度高速について
もうコレは単純にバトルの速度を1.5倍速にする、という機能です。
下の動画を見比べて貰えばわかると思いますが、バトルの速度が全然違います。

▼PS2版ドン・モグーラ戦
▼3DS版ドン・モグーラ戦
一度これに慣れてしまうと、もう戦闘速度普通には戻れませんね。


・主人公AI戦闘について
3DS版のドラクエ8では主人公に対しても『さくせん』を選択することができます。
昔からのドラクエユーザー的には『え？』となる話かもしれませんが、正直これがかなり助かる機能でした。

まずは戦闘時間の短縮。
高速の話とも近いのですが、主人公の行動を選ぶ必要がないので全員さくせんを入れておけばたたかうを選ぶだけで攻撃が出来ます。
雑魚戦でいちいちコマンド選択するのが面倒、というのはあると思うのでかなり便利だと思いました。

それと主人公の役割的にAI戦闘が優秀なんですよね。
今作の主人公って覚える呪文的に回復役になることが多いように思います。
少なくとも私のパーティでは回復役でした。

『いのちだいじに』を選択しておくと、ターンの最初とかではなく、自分の行動手番になった時にパーティのHPを見て回復を行ってくれます。
自分でコマンド選択する場合は、ターンの最初に選ぶ必要があるので、AI戦闘のような『後出し回復』は出来ないんですね。
こういうAIのメリットを活かすことを考えると、主人公をAIで戦わせることが出来るのはかなり有効だった用に思います。


・シンボルエンカウントについて
シンボルエンカウントというのは、フィールド上にそのシンボルとなるモンスターが実際にうろうろしていたりして、それに接触すると戦闘が始まるエンカウントタイプのことです。
今までのドラクエは適当に歩いていると突然戦闘が始まるようなランダムエンカウントというシステムだったのですが、3DS版はランダムエンカウントに変更されています。

ドラクエ8ってフィールドが広いこともあって、移動時間が結構長いんですよね。
その時にランダムで敵と戦闘が始まると、正直探索する気力がなくなっていきます。
ランダムエンカウントではなくシンボルエンカウントになってくれたので、フィールド探索している時に戦いたければぶつかりに行くし、戦いたくなければかわしながら探索する、と言ったことが出来るようになりました。

やっぱり探索するのは面白いですからね。
その障害になっていたように思うので、この変更はかなりよかったと思います。



最終的にはプレイ時間約40時間、平均レベル50と結構レベル上げしてしまったのですが、もっとさくさくプレイしようと思えば出来るはず、という感じ。
もちろんやり込もうと思ったらモンスターバトルロードとか、写真クエストとかもありますし、クリア後には竜神王や追憶の回廊といった、より強い相手との戦いなどもあるので物足りないとなることは無いと思います。

さいごに

10年くらい前にPS2版をプレイしていたわけですが、よくこんなテンポのよくないゲームを遊べていたなぁとつい思ってしまうほど、3DSはテンポがよくなっていました。
昔と今とではゲームのテンポ感が変わっていることが実感できるので、PS2版をやった事ある人でもちょっと手を出すのはありかもしれません。
追加でパーティに入れられるキャラとしてゲルダとモリーが追加されましたし、前にプレイした時とは別の印象を受けるかもしれませんよ。

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