あらすじ
『個性』と呼ばれる特殊能力を持っているのが普通の時代。
なんの個性も持っていない主人公緑谷出久は個性必須の職業であるヒーローに憧れていた。
とあることから個性を譲り受けることになり、ヒーローになるためのスタート地点に立つことを許された彼はこれからどのようにしてヒーローを目指していくのか……。
そもそもヴィランって何?
個性を悪いことに使う人間をヴィランと呼んでいるようですが、その境界はかなり曖昧なように感じます。
まぁヒーローは国家公務員のようなものらしいのでプロを名乗るには資格が必要なのかもしれないですが。
結局は本人がその個性を良いことのために使うか、それとも悪いことのために使うか、というだけなんですよね。
また、個性というものを考えると、ヒーロー向きの個性、ヴィラン向きの個性というものがあるとしても、それ以外の個性もあるはずで。
例えばアーティスト向きの個性やプロレスラー向きの個性だってありそうなもの。
じゃあなぜその個性の話にならないの?という部分がどうしても気になってしまうのです。
ヒーロー育成機関同士の関係は?
主人公の出久が通う雄英のようにヒーロー科を持つ学校はいくつかあるようで、他の学校含めてヒーロー科は人気が高いようです。
その中でも雄英はエリート校なわけですが、他の学校はどのようになっているのでしょうか。
というのも、出久が雄英での試験で驚いていたことからもプロヒーローが講師を務めるというのはなかなかないことのように思うのです。
あるとしても出張講師のようにしてたまに授業をやってくれるとか、場合によってはサイドキックがきて講師を務めているのかもしれません。
実際ヒーローは実技が重要そうに思えるので育成機関に通うよりも実戦で磨く方がよさそうにも思いますが、素地がないとそれすらもかなわないということなのでしょうか。
各校が協力体制を敷いているのであれば交流なんかもあって、学校対抗戦のようなものも行事として出てきそうではありますよね。
ヴィランアカデミアはないの?
今のところ出てきたヴィランは本当に頭がおかしいやつとチンピラみたいなやつだけでしたが、より組織的に動くヴィランがいてもおかしくないように思います。
ヴィラン連合のように名乗ったやつもいたわけですし。
そして、その流れの中でヴィランとしての才能のある子供を集めてヴィランとして育成する機関が生まれてもおかしくはないのでは、と考えています。
例えばヴィラン堕ちのようなヒーローがいれば、その元ヒーローがヒーロー社会への復讐として育成機関を立ち上げる、という展開もあり得るのではないでしょうか?
ヴィラン堕ちはある?
上でも書きましたが、ヒーローとヴィランの境界はかなり曖昧なもので、本人がその個性をなんのために使うかだけで決まります。
だとすればヒーローを志しながらもなんらかの理由からその道を諦め、または踏み外してヴィランになってしまうこともあるのではないでしょうか。
そうなるのであれば生粋のヴィランでもなく、またヒーローにもなれなかった存在として、理性的なヴィランとしてかなり厄介な敵になるのではないでしょうか。
個人的には真面目な飯田君が一番可能性がありそうに思います。
兄が理想のヒーローとして挙げられていますが、その存在が揺らいでしまい……といった展開は想像できるのではないでしょうか。
僕のヒーローアカデミアで今のところあまり深く触れられていないヴィランについてつらつらと書いてしまいました。
いや、それは違うという意見などありましたらコメント頂けると幸いです。