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今日の晩御飯はサンマ定食

読んだもの見たものやったものを自分なりに整理、紹介。備忘録。

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機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 23話『最後の嘘』を見て感じたこと。

毎回楽しみにしているオルフェンズの23話を見て、どうしても吐き出したくなったことがあるのでここで吐き出してしまおうと思います。


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23話、正直見終えた時、高揚感と嫌悪感の綯交ぜになったようなとても気持ちが悪い状態でした。
見た人はわかると思いますが、ミカヅキが決闘を申し込んできたカルタを無視して殴り殺す話です。

一般的な『正しさ』や義といった観念でいうと、あそこは決闘を正面から受けて、それを打ち倒すことで先へ進むのが順当なところ。
でもミカヅキはそんなことは無視して、30分待つと言ったカルタへ攻撃を仕掛けます。
島への上陸戦の時もそうでしたが、正面から名乗りを挙げて戦うカルタと、それを完全に無視して潰そうとするミカヅキのあるべき結末だったとは思います。

この行動で、ああこの話は『分かり合う』という結末は絶対に無いんだ、あってはならないんだ、というように感じてしまったんです。
つまりこの鉄血のオルフェンズという物語では一般的なハッピーエンドを迎えてはいけないんですよね。

もっとはっきり言うと、ミカヅキは死んで終わらなきゃいけないんじゃないか、と。
一般的な『正しさ』を捨てた時点で、彼はその中では生きていけないし、それを決定づけてしまったんだなぁというように感じました。

もしコレで鉄華団みんな幸せハッピーエンドなんかになったら火星壊して俺も死ぬってくらいの憤りと期待感でいっぱいです。


そういえば今まで鉄華団関係者死ぬ時は『反発 → でもやっぱり…… → 守って死ぬ』って流れなのでオルガとミカヅキも同じ流れ辿りそうだな、とか思ってます。
オルガはやっぱり筋を通す人間だし、ミカヅキはそういうの無視する人間だし、そのへんで同じ展開を迎えそう。
でもそこで死ぬのはきっとオルガですよね。
オルガが死んで、その後ミカヅキが生き残って、でも最期は壮絶な死に方をすべき。
そうしたら納得できるなぁってほんとに思います。

ミカヅキみたいなキャラ、本当に面白くて好きだけど、同時に理解できなくて怖くて気持ち悪くて、だからこそしっかりやった分やられて死んで欲しいんですよ。
『殴られたから殴り返す』ルールの上で生きている人間はちゃんと殴られて終わって欲しいんですよ。
好きだからこそ、中途半端な終わり方はしてほしくない、というか。
納得できる終わり方に期待しています。

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