基本的なシステムはTPSという感じで、武器を三つ常に携帯出来て、それを切り替えて敵を射撃して倒していく、というもの。
それにプラスして特殊な操作があって、それは『高速移動』と『時間の遅延』の2つ。
高速移動はブースターを使って高速移動が出来る、というもので、高速移動をしながら敵の周りを回ったり、逃げたり、射撃したり、というようにアクションのテンポを一気に上げる操作。
時間の遅延は主人公が装備しているパワードスーツの能力で周囲の動きを緩やかにする、というもので、狙いたい場所を正確に狙い撃ったり、敵の攻撃をかわしたり、といように『上手い操作』を演出するための操作。
どちらも共通のエネルギーを消費して発動する操作という感じ。
ただ、時間の遅延については2つ発動条件があって、1つは回避モーションや高速移動中に敵を狙う操作をすること。
もう1つは瀕死の重傷を負うこと。
自分で狙って発動させる方は任意のタイミングで遅延を止めることが出来るのだけど、瀕死の重傷を負った場合はエネルギーを使い果たすまで継続される。
そしてエネルギーを使い果たしてしまうと急速チャージになり、その間はエネルギーを使用できなくなる。
この特殊な操作を使いこなしてカッコよく敵を倒していく、というのがこのゲームの特徴です。
おお……思ったより説明が長くなってしまいました。
とまぁこんな感じの操作で進めていくのですが、上に書いたように基本的には『カッコいいアクションで敵を倒す』がメインな気がしました。
いや、普通にストーリーモードは面白いのですが、1周するのにそこまで時間がかからないので、2周目、3周目とやってみたりして、その中で『この敵はこうやればすぐに倒せる』とか『この敵をこの武器で倒したこと無いから試してみたい』とかそういう風なことを考えはじめまして、気が付いたら高速移動で敵の股下をくぐりぬけながら時間を遅くして連射してみたり、壁際でバク宙決めながら背後の敵を倒してみたり、といかにカッコいいアクションで敵を倒せるか、というのをひたすら試すゲームになっていました。
カバーアクションで壁に隠れつつ、手榴弾を投げ、壁を飛び越えながら時間を遅くし、手榴弾を撃ち抜いて敵を一掃、とか。
どんどんカッコいいアクションができるようになっていってすごい気持ちいいゲームでしたね。
友人いわく、チャレンジモードが本編、らしいですが……。