デスノートやバクマンを描いた小畑健と大場つぐみのタッグの最新作である『プラチナエンド』を読んでみました。
先日発売したジャンプスクエアの3月号でちょうど続きから読めるようなので見逃していた人はコレを読んでから本誌に行くのもありかもしれないですね。
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感想
読み終えて最初に思ったのは、デスノートと同じような設定でバトルロイヤルやったら面白そう、ってところから発展したのかな、ということでした。
プラチナエンドの主人公である架橋明日は自殺しようとしてある天使に取り憑かれることになります。
これがきっかけでどこまでも自由に飛んでいける『翼』と誰にでも自分を愛させる事のできる愛の矢である『赤い矢』と、人を殺すことが出来る死の矢である『白い矢』という3つの能力を手に入れます。
ただ、この能力を手に入れたのは主人公だけでは無いんですよね。
13羽の天使が地上に降りてきていて、それぞれ1人ずつ人間に同じような能力を授けています。
そして、最もふさわしい人物が次の神になれる、というルールがあります。
つまり神になるための選抜なんですよ。
もちろん神に選ばれる方法は色々あると思うのですが、最も簡単な方法が他の神候補を殺して脱落させてしまう、というもの。
なのでバトルロイヤルになってしまうという。
かなりわかりやすいバトルロイヤルの構図なのでこれから主人公がどのように立ちまわって最後に誰が神になるのか、というのを楽しむマンガになりそうです。
このように今のところはかなりわかりやすい展開なのですが、この先も同じようにわかりやすくなるとは思えないんですよね。
そのための伏線が張られていくと思いますし。
最初の展開はわかりやすく、入り込みやすく、その先で予想を裏切る展開で楽しませる、みたいな感じなんじゃないかな、と期待しています。
1巻だけではまだわかりませんが、展開のヒントになりそうなのは天使の設定かな、と思っています。
天使には階級があって、二級、一級、特級の順で位が上がっていきます。
この天使の階級ですが、これによって神候補となる人間に与えられる能力も変わるんですよ。
二級は『赤い矢』か『翼』のどちらか。
一級は『赤い矢』と『翼』の両方。
特級は最上位なので『赤い矢』と『翼』と『白い矢』の3つ全て。
物語の開始時は特級は3羽とのことですが、天使の昇格や降格もあるらしいので、それによって変動もあるでしょう。
この昇格と降格が結構重要になるんじゃないかと思っていて、『赤い矢』と『翼』しか持っていない神候補が追い詰められている途中で『白い矢』を手に入れて立場が逆転したり、『白い矢』で神候補を殺そうとしていた側が天使の降格によって能力を失ったり、そんな場面がこのマンガのキーになるんじゃないでしょうか。
なのでまだ明かされていませんが天使の昇格・降格の条件が明かされたりしたら大きく話が動くんじゃないかなぁと思っています。
デスノートでの死神の殺し方のような要素ですね。
これを知った神候補と知らない神候補では立ち回りが変わりそうですし。
そんなわけで今回の作品も知力戦や情報戦が繰り広げられるんじゃないか、というかそうなってほしいなぁと思って期待しています。
2巻は5月2日発売とのことなので、それまで待つか、それともジャンプスクエアを買うか悩みますね。
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http://katsuji.ni-moe.com/comic/platinum_end_01小畑健と大場つぐみタッグの最新作 プラチナエンドの1巻を読み終えての感想。
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